自覚
結良ママです。
結良 生後8ヶ月と26日目。
ダーリンは、サーフィン。
結良はお昼寝。
お盆休みです
ダーリンが礼服を買った。
黒いスーツでいいと言い張ってはいたが、もう家庭をもってるんだから、と、ダーリンのママが説得してくれて、少しお小遣いまでくれた。
独身時代には、考えてもみなかった、「一家の主」としての自覚が、少しずつ芽生えてきてくれたみたい。
なんか、わたし、うれしい。。
そして、娘が眠る車内で、、、、
「でもさあ、おかしいと思われるかもしれんけど、よく思うんよ。もし、ユラが事故に遭ったらどうしよう。。とか。二人で出掛けていって帰ってこなかったらどうしよう。。とか。」
「私も、しょっちゅう不安になるよ。
でも、そんなん言ったら、アンタが高校の頃とか家に帰らへんかったり、小言言われて「うるせ~」とかママに言ったり、ひどいことしたと思わへん?どれだけ、心配してはったか。。。」
「そうなんよなあ。
そういうのって、親になってみないとわからないってよく言うけど、その通りだったわ。」
「ユラがお嫁に行くときどうするん」
「絶対、無理!しゃ~なしで、うちらの隣の人んちに嫁にやる。」
「(笑) そんなん言うたら、私はどうなるん。。うちのパパは可愛い娘に年に1,2回しか逢われへんねんで。」
「そうやなあ。俺は堪えられへん。パパはよう許してくれたよなあ。遠くに娘をやって。。」
「そうやで、、だから、結婚の挨拶だけは、一応きちんとしてやって言うたやん?!」
「うん。そうやなあ。今頃、わかった気がする」
「結婚って、っていうか、親って、こんなに大変なことなんやって思ってた?」
「ううん。ユラが産まれてからほんま、よう分かるようになったわ。」
「あんた、よく世話してくれるもんなぁ。」
「うん、かわいいもん。子供ってこんなに可愛いのに、うちの親父は何であんまり育児せんかったんかなあって思うよ。。孫のことはめちゃくちゃかわいがってんのに。」
「そりゃ、そういう時代やったんよ。必死で仕事して稼いで、家族を養うのが父親っていう時代やろ?家も立てはったし立派やん?!」
「そうなんよなあ。俺も、仕事ちゃんとし始めて親父のこと尊敬できるようになったし、あんまり遊んでもらった記憶は無いけど、反面教師でユラとはいっぱい接したいって思えるもんなぁ。」
「ほんまに、何でも順番なんよ。。親になって初めてわかることだらけやん」
「そうやなあ。」
ダーリンが、ちょっと立派にみえました。
そして、あの時、うちの両親はこんな気持ちやったんやろなっていう場面がいっぱい思い出されました。
きっと、ダーリンも同じ気持ちやったと思います。
親の自覚、、深いなあ。。。